こんにちは。くりっこです。
本日は私のWEBサイトにお越しいただき、ありがとうございます。
この記事は、会社をこれから辞める・もしくは辞めたばかりの方に向けて、退職後の国民年金に切り替える手続き方法と、国民年金とはどんなものなのかについてまとめました。
「会社を辞めたあと、国民年金に切り替えろって言われた」
「どこで国民年金に切り替えればいいの?」
「そろそも、国民年金って何?」
恥ずかしながら、私は自分で切り替え手続きをするまで「国民年金」ということばを聞いたことはあっても、よく理解できていませんでした。
しかし、「国民年金」を理解できたことで、なんとなくモヤモヤしていた気持ちがスッキリ!
詳しく知らなくても、生きていくのに特に不便はありません。
それでも、知っておいたほうがいい。
国民年金の切り替え手続きは”電子申請”できるようになりました!
・・・いかがですか?
役所に行かなくても、今は手続きができるんですよ。
このように、いろいろ知っておくと、いざというときに”便利”ですよね。
この記事を読めば、国民年金がよくわからなかった人でも、しっかり理解できます。さらに、いざというときにも焦らずに国民年金へ切り替え手続きができるようになります。
興味のある方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
退職後は国民年金への手続きが必要

国民年金とは
将来のために、国(日本)に対して支払うお金を国民年金といいます。
日本では、職業に関係なく20〜60歳まで全員が国民年金に入会しないと決められています。さらに詳しくいうと、20歳になった月から国民年金を支払う義務が発生します。
たとえ無職であっても支払わなければいけない”国民の義務”です。
未納期間があると、将来もらえる「年金」が大きく減ったり、さいあくは「年金」がもらえない可能性があります。
催促状がきて、それでも未納し続けると、口座や財産の差し押さえもあるそうです。
しかし、日本も”鬼”ではありません。きちんと手続きすれば大丈夫。
どうしても支払えない状況の場合には、「免除申請」や「納付猶予制度」が使えます!
不安やわからないことがあれば、住んでいる自治体に相談してみましょう。
厚生年金とは
私たちが企業に勤めるのと同時に入会するのが、厚生年金です。
20歳を過ぎてから初めて就職する方は、「国民年金」から「厚生年金」へ切り替え手続きが必要です。この手続きは、会社が自動的に対応してくれるので、私たちは何もする必要がありません。
会社員のときは、私たちが国に支払うべきお金を会社側が自動的に支払ってくれています!
ここで補足ですが、厚生年金に加入している間は、国民年金も自動的に手続きされているものとみなされます。
つまり、厚生年金に入会する=国民年金と厚生年金の2つに入会している状態です。
ちなみに、自営業の方は厚生年金に入会することができません。
・会社員は「年金」が多くもらえる
・自営業はもらえる「年金」が少ない
このように聞いたことのある方もいらっしゃるのではないでしょうか?
会社員であれば”厚生年金”と”国民年金”のそれぞれにお金を支払っているので、将来的に国からもらえるお金が多い。
自営業は”国民年金”にしかお金を支払っていないので、将来もらえるお金が少ない。
これが、会社員と自営業では「年金」をもらえる金額が多い・少ないと言われる原因です!
私たちがもらえる「年金」とは
年金といえば、「65歳以上になればもらえるお金」と認識している方が多いと思います。
しかし、それ以外にも「年金」はあります。
障害年金・・・けがや病気で障害が残ったとき、本人に支払われるお金
遺族年金・・・家族の”働き手”が亡くなったとき、家族に支払われるお金
65歳未満であっても、上記に該当する場合には「年金」をもらえます。
国民年金の切り換え【実践編】

必要書類など一覧まとめ
会社を辞めて国民年金に切り換えるときに必要なものは下記の通りです。
□基礎年金番号がわかるもの(年金手帳、基礎年金番号通知書)
□退職日のわかる書類
(退職証明書、社会保険資格喪失通知書、離職票など)
□本人確認書類(運転免許証、マイナンバーカード)
□印鑑
□マイナンバーがわかるもの(マイナンバーカード、個人番号通知書)
年金手帳や基礎年金番号通知書は、会社を辞めるときに会社からもらえます。
退職日のわかる書類は、即日発行されるものもあれば、発行に1〜2週間かかるものもあります。
しっかり手続きすれば”未納”と判断されることはありません。
「書類がないから手続きできない!」と焦らないでOKですが、国民年金の切り替え手続きは、退職後14日以内に行いましょう。
14日を過ぎても手続きは可能です。しかし、手続きが遅れると、未納期間分の保険料をさかのぼって支払う必要が出てくるため、できるだけ早めの手続きがオススメです。
国民年金 切り替え手続きの流れ 3パターン
国民年金への切り替え方法は3パターンあります。
市役所・区役所・年金事務所で手続きする
- 必要書類をまとめる
- 市役所・区役所・年金事務所(いずれか1つ)に行く
- 受付で「国民年金の切り替え手続きをしたい」と伝える
- 担当窓口に行き、必要書類を記入する
- 国民年金の切り替え完了
個人的に、最もオススメの方法です!
直接行かなければいけませんが、必要書類さえ揃っていれば、すぐに切り替え手続きが完了します。
郵送する
- 必要書類をまとめる
- 市役所・区役所HPから、手続きするための書類を印刷する
- ② の必要書類を記入し、① のコピーを同封して郵送する
- 国民年金の切り替え完了
手続きするための書類の印刷、必要書類のコピー、封筒、切手の用意が必要です。
役所に行く手間が省けます。
電子申請する
- 必要書類をまとめる
- マイナポータルより、手順通りに手続きする
- 国民年金の切り替え完了
マイナンバーカードとスマートフォン(もしくはICカードリーダー)が必要です。
役所に行く手間が省けます。
退職後の国民年金手続きで、事前に知っておきたいこと

免除・支払いを先延ばしできる制度がある
保険料免除制度:収入が少ない場合に減額・免除してもらえる
納付猶予制度:一時的に支払いを先延ばしにできる
学生納付特例制度:学生の場合、支払いを先延ばしにできる
もし、この中で該当しそうな項目があれば、ぜひ相談してみてください。
私の場合、”納付猶予制度”が使えないかと申請をしてみたのですが、認められませんでした。私のように認められない場合もあると思いますが、支払いについて不安があれば聞いてみる価値はあると思います。
自分に合った”切り替え方法”を選べる
先ほども説明しましたが、国民年金の切り替えは「役所に行く」「郵送する」「電子申請する」の3パターンから選べます。
一見すると、手順が少ない(ようにみえる)「電子申請」がカンタンに手続きできそうにみえると思います。しかし、マイナポータルでの手続きはシンプルにわかりづらいです。笑
郵送手続きは、用紙の印刷やコピーが必要です。さらに、「不明点がありましたら電話でお問い合わせください」などと書かれている役所もあります。
交通費はかかりますが、役所に行って直接手続きするのが最もカンタンでオススメです。
国民年金を理解し、しっかり手続き・支払いしよう

国民年金や厚生年金の仕組み、国民年金の切り替え方法など、ご理解いただけましたか?
この記事を読んで、少しでも「役に立った」と思ってもらえたら嬉しいです。
会社を辞めると、国民年金以外にもさまざまな手続きを自分でしなければいけません。
「さまざまな手続きが気になる」という方は、別の記事にすべてまとめています。
ぜひそちらも読んでみてくださいね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
