こんにちは。くりっこです。
本日は私のWEBサイトにお越しいいただき、ありがとうございます。
私は、1年前に会社員を辞めた40歳独身女です。詳しい自己紹介はこちら。
会社を辞めたあと、どんな手続きが必要?必要な書類はある?
今回の記事は、これから会社を辞めて”フリーランスと”して活動しようとしている方に向けて、「会社員を辞めた後に発行される書類と活用方法」についてまとめました。
今の会社を辞めて、次の会社へ転職する人は、この手続きは”会社”が行なってくれます!
安心して転職してください。笑
私自身、会社を辞めるときに事前にいろいろ調べたりしたものの、どんな手続きが必要なのか何となくふわっと理解しただけ。正直、自分1人で手続きできるのか不安な気持ちで会社を退職。退職してから、会社より配布されたたくさんの書類を1つずつ読むところから開始しました。
そんな状態からでも何とか無事に各種手続きをすることができましたが、こんな状態はオススメできません。笑
私のように「退職後に1人迷子」にならないために、ぜひ参考にしてみてください。
会社を辞めるとき、会社から渡される書類

- 雇用保険被保険者証
- 厚生年金基金加入員証
- 年金手帳
- 資格喪失証明書
- 離職票-1、離職票-2
- 給与の源泉徴収票
- 退職所得の源泉徴収票
さっそく漢字だらけで疲れますね。笑
けれど、それぞれ大切な書類なので、1つずつ簡単にわかりやすく説明していきます。
ハガキより小さい・ライブのチケットくらいなど、書類によってサイズも紙質もバラバラ。ひとまず、すべてまとめるファイルを用意することをオススメします。
No.1_雇用保険被保険者証
ハローワークで「失業給付金」をもらう手続きの際、必要な書類。
個人情報(氏名・生年月日・雇用保険被保険者番号)が記載されています。
No.2_厚生年金基金加入者証
厚生年金基金に加入していた会社に勤めていた人だけがもらう証明書。
「そんなのに加入したっけ?」と思う方もいらっしゃるかもしれませんので、少し補足説明しますね。
勤めている会社が「厚生年金基金」に加入している場合、会社員は自動的に「厚生年金基金」へ加入する流れになっています。手続きは会社側が行なってくれるので、会社員時代にはこのことを知らない人もいらっしゃいます。
厚生年金基金に加入していた場合、「積立金」を受給する方法が2パターンあります。
- 退職時に「一括」でお金を受給する
- 将来、「年金で毎月分割」で受給する
❷の、将来「年金で分割受給する」場合に、「厚生年金基金加入者証」が必要になる可能性があります。
私の場合、❶ですでに積立金を受給したため、「厚生年金基金加入者証」を使う機会はなさそうです。それでも、何となく処分するのが怖いので今でも保管しています。
No.3_年金手帳
国民年金に切り替えるときに必要な書類。
個人情報(氏名・生年月日・基礎年金番号)が記載されています。
※2022年4月からは基礎年金番号通知書となり、年金手帳は廃止されています。
No.4_資格喪失証明書
国民健康保険に切り替えるときに必要な書類。
会社を退職し、健康保険や年金の資格を失ったことを証明する書類です。
No.5_離職票-1、離職票-2
ハローワークで「失業給付金」をもらう手続きの際、必要な書類。
失業給付金をもらう手続きの際、ハローワークに回収されるため手元に残りません。
No.6_給与の源泉徴収票
確定申告の際に必要となる書類。
1月〜12月の1年間に、会社の給与から差し引かれた税金が書かれています。
No.7_退職所得の源泉徴収票
確定申告の際に必要となる書類。
退職金から差し引かれた税金が書かれています。
会社を辞めたあとの手続き一覧

会社員を辞めてフリーランスになる場合、先ほどの書類を使用して「いつまでに」「どこで」「何の手続きをするか」を一覧表にまとめました。
手続き名称 | 手続き先 | 必要書類 | 対応期限 |
国民健康保険 への切り替え |
役所 | ・資格喪失証明書 ・マイナンバーカード |
退職から14日以内 |
国民年金 への切り替え |
役所 | ・資格喪失証明書 ・年金手帳 ・マイナンバーカード |
退職から14日以内 |
失業保険 (失業手当) の申請 |
ハローワーク | ・雇用保険被保険者証 ・離職票-1 ・離職票-2 ・マイナンバーカード ・通帳 |
退職から1年以内
※自己都合での退職の場合、失業手当がもらえるのは退職から3ヶ月経ってから |
確定申告 | 税務署 | ・給与の源泉徴収票 ・退職所得の源泉徴収票 ・マイナンバーカード |
翌年の 2/16〜3/15 |
それぞれの手続きについては、別記事でまとめる予定です!
最後に

会社を辞めるタイミングで直接もらう書類もありますが、人によっては有休消化中で自宅に郵送されることも。退職してから手続きしてもらわなければならない書類もありますので、書類が仕上がり次第、都度郵送される場合もあります。
退職後に「あの書類がない!」と焦らないで大丈夫。
もし心配であれば、会社に問合せすることをオススメします!
退職後に返却・発行された書類の中には、使う機会が訪れないものもあると思います。
しかし、マイナンバーのように一人一人に割り当てられた番号が記載されていたりするので、念のため私は保管しています。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
